我が家の英語が苦手で恥ずかしがり屋な小学4年生の次女に、音声ペン付き英語教材での英語学習を試みてみました。
購入した教材は、【小学館】タッチペンで音が聞ける!ドラえもんはじめての英語図鑑です。
2,400個の単語とフレーズが収録され、ドラえもんのキャラクターが登場し、絵や写真がたくさん載っている絵本のような教材を、英語が苦手な次女も抵抗感なく受け入れてくれました。
教材をプレゼントした時の約束は2つ。
- 1日15分はこの図鑑で英語を聞く。
- 音声ペンで聞こえた英語に続いて、聞こえたままに同じように自分も英語を発音するシャドーイングを行う。
この2つを続けることを約束して、恥ずかしがり屋な次女の音声ペン付き英語教材の学習が始まりました。
目次
英語が苦手で恥ずかしがり屋の次女、音声ペン付き英語学習教材にすぐに飽きる
最初の1週間は、約束を守って、自分から楽しく音声ペン付き英語教材で学習をしてくれていました。
しかし2週間目になると既に飽きが…!
やまママ
え!1週間で飽きたの!?
予想よりも早い💦
最低15分はと言っていた時間が、5分や10分で終了。
3週間目からは、こちらから「今日はドラえもんの音声ペンをした?」と聞いて促さないと、教材に手を伸ばさないようになりました。
学習に向かう姿勢も、とりあえず音声を聞いて小さい声でシャドーイングという、消極的で適当な姿勢に….。
予想よりも随分と早い飽きがきました💦
ドラえもんはじめての英語図鑑は、200ページ以上あり、絵も写真も満載なので、飽きはなかなか来ないものかと思いましたが、好奇心旺盛の長女とは違い、次女はほのぼのとしているので、自分が知りたかった食べ物のページを勉強して、それで満足したようです;
やまママ
いやいや面白そうなページがまだいっぱいあるよー💦
ドラえもんの教材が悪い訳ではなく、執着心のないほのぼのとした次女の性格だからこそだと思います。
そこで次女に聞いてみました。
「このドラえもんの本で英語を勉強することが嫌なら、前にしていたオンライン英会話での勉強に戻る?」と。
恥ずかしがり屋の次女は、緊張して全然楽しめなかったオンライン英会話を思い出し、
「ドラえもんの方が絶対良い!これで勉強する!」
と意気込みを新たにしてくれました。
英語が苦手で恥ずかしがり屋の次女、音声ペン付き英語学習教材に飽きないコツとは?
しかし、好奇心旺盛の子どもならまだしも、のんびりとした次女には、「この教材で少しでも知らない単語やフレーズを覚えていくぞ!」という意気込みはまったくなく、おもちゃのような感覚で英語を聞いてとりあえず発音するという繰り返し。
食べ物のページはよく聞いていたので、そのページの英語は覚えているのかなと「茹で卵は英語でなんて言うの?」と聞くと、
「え、分からない」と💦
「でもジャガイモはpotatoだったよ」と、簡単な単語は覚えてきており、少しも効果がないわけではなさそうです。
また、発音はネイティブの音声を聞いてマネして発音しているだけあって、確実に綺麗になっています。
アクセントの位置も完璧です。
音声ペン付き英語学習教材は良い所もあるけれど、やはり自分で「単語やフレーズを覚えていくぞ!」と意気込みを持って臨むか、周りが何か飽きないように対策をしないと長続きしないのだと思いました。
英語が苦手で恥ずかしがり屋の次女、音声ペン付き英語学習教材に飽きないコツ①
手間はかかりますが、やはり親が全く関わらずに子どもだけに任せて英語が伸びていくことはなかなか難しいです。
そこで、「今日はこのページの英語を聞いてできるだけ覚えてみてね☆夜にクイズを出すからね☆」と、朝子どもに伝えておきます。
子どもはクイズと聞くと、親と遊べるような楽しいイメージも沸きます。
いつもはなんとなく聞いていた音声に「覚えよう」という意識が働きます。
そして夜に、「クイズ1問目!茄子(ナス)は英語でなんと言うでしょう?」と親が課題のページからクイズを出していきます。
間違えても、分からなくても怒らず、「じゃあ一緒に発音を聞いてみよう!」と音声ペンで発音を確認して、一緒にシャドーイングをしてみます。
そしてすべてのクイズの最後にもう一度間違った単語だけ「おまけ!再チャレンジクイズ!」と問題を出します。
その日できなかった問題は、その単語の絵に小さくハートマークを付けたりして、区別ができるようにしておきます。
人間の記憶の忘却曲線に基づいた理想的な復習のタイミングは、学んだ翌日、1週間後、2週間後、1か月後の復習と言われています。
覚えられなくて復習したハートマークを付けた単語は、そのタイミングで再び復習することで、子どもも記憶に留めやすくなります。
ですので、親が記録して、そのあたりの周期で間違えた個所の復習クイズを盛り込んでいきます。
フォローする親もなかなか大変ですよね。
1週間に1回でも良いので覚えている単語を数個ずつ増やしていくと、子どもの単語力は少しずつ成長していきます。
英語が苦手で恥ずかしがり屋の次女、音声ペン付き英語学習教材に飽きないコツ②
原始的ですが、単語カードを作ってみるコツです。
「茹で卵」と日本語を表に、英語のスペルを裏面に書きます。
まだ子どもはスペルを読めない段階でも、発音さえ覚えていれば、このスペルをこうやって読むんだと学ぶことができます。
覚えた単語は単語カードから外し、また5つほど新たな英単語をカードに足します。
親がそばに付いて、単語カードを1日の終わりにしてもらいます。
寸前に子どもが音声ペンで英語を確認するものOKです。
10枚ぐらいの単語カードで100点だと、おんぶをしてあげたり、肩車をしてあげたり、子どもが喜ぶスキンシップをしてあげます。
ちなみに我が家は、子どもが望んで、やまパパに肩車をしてもらうことがご褒美になりました。
やまママ
今まで言わなかったけれど、お父さんに肩車をしてもらいたかったんだね✨
小学4年生になっても、お父さんに肩車をしてもらえることが特別感もあって嬉しいんだなー✨
親子のスキンシップにもなって嬉しい!
寝る前に、100点を取ろうと集中してインプットをし、アウトプットをすることで、寝ている間に記憶が定着するというメリットもあります。
まとめ
のんびりとした次女は、音声ペン付き英語学習教材を使って、自分一人で英語力を付けていくことは少し難しかったようです。
しかし、英語の塾に通ったり、オンライン英会話で英語の勉強をするよりも、恥ずかしがり屋の次女には今のところ一番合った英語の勉強法だと思いました。
なんとか飽きさせずにレベルアップさせるために。
大変ですが親も関わることがやはり大事だと思いました。
オンライン英会話の25分間、付きっ切りで付き添ってフォローしていた時間に比べるとまだ楽かなとも思います。
我が家は、やまパパが単語カードを担当してくれて、ご褒美の肩車もしてくれるので、やまママとしてはとても助かっています。
このまま、パパも次女も飽きずに続けていって、少しでも次女の英語力が伸びて、英語は楽しいと思ってくれたら嬉しいです。